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日経新聞記事掲載のご紹介『書こう会』

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日本書鏡院名誉会長、会長が講師をつとめております「書こう会」について、2019年7月3日の 日本経済新聞(電子版)に掲載されましたので、ご紹介いたします。 ※電子版のため、日本書鏡院で印字加工し、掲載致します。 2019年7月3日 日本経済新聞 電子版 記事************** 通常国会が閉幕した6月26日夜、超党派の国会議員で書道を練習する勉強会の「書こう会」が、 東京・赤坂の居酒屋で親睦会を開きました。 無所属の玄葉光一郎衆院議員が千種類の漢字を模写する「千字文」を10年以上かけて書き上げたお祝いです。 会長を務める自民党の中谷元氏や、国民民主党の原口一博国会対策委員長ら与野党の約20人が顔をみせました。 国会閉会の6月26日に「書こう会」の親睦会が開催された。 書こう会は毎週木曜日の朝6時、赤坂議員宿舎2階にある和室で開かれます。 集まった議員たちが1時間半ほど思い思いに書道にいそしみます。玄葉氏は筆を執るのが多くなったのを機に千字文に取り組み、会を開くたびに10字程度ずつ重ねていきました。 「早起きして書道をすれば、座禅後のようにすがすがしい気持ちになります」と話していました。 玄葉氏によると、会の立ち上げは古く、2008年まで使っていた旧九段議員宿舎で開かれたこともあったそうです。 玄葉氏が加わった07年ごろは参加議員は7、8人でした。 「千字文」を達成したお祝いに、他の所属議員から寄せ書きが贈られた。 親睦会では玄葉氏の完成を祝して寄せ書きを贈りました。 21日投開票の参院選という与野党決戦が直前に迫っていますが、この夜はお互いに酒を酌み交わす、和やかな時間となったようです。 (出口広元) ********************************************************

第五十回 夏期御嶽山 書道講習会のお知らせ

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夏最後の思い出づくりに、天空の宿坊で行われる『夏期書道講習会』に参加しませんか? 数十年通っている大ベテランから、書道初めて数か月の初心者まで、 毎年、全国各地からご参加いただいております。    記念すべき 第50回 夏期御嶽山書道講習会 は、下記の通り開催いたします。 【場所 】  東京都青梅市御嶽山123、御嶽山荘他4件 【 期日 】     令和元年8月23日(金)〜25日(日)2泊3日 【 費用 】   38,000円(税込)※1泊の場合は30,000円(税込) 【申込〆切】   7月20日(土)  ※第50回準備につき、〆切が早くなっております。  ※申込書は、書鏡誌7月号巻末に添付されております。 【講座】 ■認定証交付コース 初・中・上級(各コース修了者)  ※その間に別の講座を受講することも可能です。 ■選択コース  認定を必要としない方は、どの講座でも自由に選択可能となります。 ※各講座とも、繰り返し受講可。 【日程】  第1日目(8月23日)   13時~ 開講式   14時~ 開講   15時~ 実習  <一字書を楽しむ>運筆の実習(半紙)              ★二号以下の筆、半紙持参              ★雅印のある方は持参               第2日目(8月24日)   9時~ 各講座での実習    ■認定証交付コース     ☆初級       一年 永字八法基礎点画の学習          ★半紙、および半切縦二分の一持参          ★二号、四号筆持参          <初心者大歓迎!!>      二年 五文字の学習          ★半紙、および半切縦四分の一持参          ★三号、四号筆持参     ☆中級       一年 半切の書き方(楷書、行書)          ★半切、三号・四号筆持参      二年 七言二句(楷書、行書(書体は随意))          ★半切、三号・四号筆持参     ☆上級       一年 七言二句(草書) 詩を活字で提示          ★半切、二号筆持参          ★五體字類持参      二年 七言二句(草書) 詩を活字で提示

7月【所感と、競書優秀作品紹介】

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本格的な梅雨の季節となり、夏が待ち遠しくなってきましたね。 皆さんはどのように梅雨のこの季節をお過ごしになられていますでしょうか。 室内でお過ごしでしょうか、お気に入りのレインコートをまとってお出かけしていますでしょうか。 今月の所感では、書に関するお言葉と、お出かけに関する 会長から会員に向けたお言葉となります。 早速ご紹介いたします。 *2019年7月号 所感  ******************************************************* 改元してから一ヶ月が経過したが、祝賀ムードの中、国民全体が令和時代をすんなり 受け入れて馴染んで来た頃ではないだろうか。 小生も一昨年に 父から会長として譲り受け今月二十四日で二年が経つ。 歳を重ねるごとに時の流れが早いことを痛感するのである。与え られた時間の中で会長 として、「日本書鏡院」の名を浸透していくことが出来ているだろうかと自問自答している 日々である。 当院の名を覚えてもらうためには、創設した長谷川耕南がクローズアップされる施策が 肝要であると考える。月刊誌のお手本には、長谷川耕南の字が随所にあるが、会員諸氏は じっくりと向き合ってお稽古をされているだろうか。 口癖のように、会員諸氏に伝えていることは、目を養うように、つまり先達の素晴らしい作品を 見きわめる鑑識眼を高めていくということである。 見たものを脳がインプットして書く手に指令を出している。書けば書くだけ安定した線が引ける ようになるが、手本を見きわめる目がなければ無論同じようにはならないのである。 鑑識眼を養い、祖父耕南が残してくれたたくさんの書作と対峙して、分かりやすく会員に伝えて いきたいと考える。縦線、横線、点とが一体となって構成 されるくるいのない字形、遅速緩急が 織り成すゆるぎない線、そして墨、紙、筆とのマッチングが卓越している。一生かかっても到底 辿り着けない大きな大きな壁が立ちはだかっているが、祖父の書と対話をしながら紐解いて いきたいと思う この頃である。 令和に入ってから、ひときわ目立つことが車の暴走事故である。 交通機関が整っていないところは、車での移動が不可欠であるが、目に余るいたましい事故が 連日メディアを賑わせている。 その中でも高齢者