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2月号「所感」

  今月の所感のご紹介となります。 *2023年2月号 所感 ******************** 寒さ厳しい日が続いている。 我が家は妻、 子供達がそれぞれ昨年、 佐賀、 静岡、 和歌山、 愛媛、 長崎の皆様とご縁を頂くことができた。  その各地のみかんを毎日日替わりでいただいている。 どれも甘味があって各地のみかんを一堂に介すことはなかなかない。 家族に感謝だ。 2月から卒業シーズンの到来だ。 息子も早いもので今年で大学を卒業し、 いよいよ社会人として旅立つ。 さて数年前から品川区の 「文字の贈りもの」 と題して、 品川区の小学校6年生を対象に書道の授業を行っている。   「文字の贈りもの」 とは、 卒業を前に一人々の生徒が漢字一文字を選び、 誰に文字を贈りたいかを考え、 作品として色紙に書き上げる。  この一つの学校で行なっていたイベントが、 個展の際にご来場いただいた他の小学校の校長先生の目にとまり、 また一つ新たな小学校で授業として参画することが出来た。  また私立の中高一貫校の先生方にもご来場の際にお話をしたらとても興味を持ってくださり、 授業としては大変好評である。  授業は5、 6名のグループに一人のサポートの先生が担当を受け持つのだが、 毎年育美書道教室、 海耕支部のお弟子さんにお願いしてお手伝いをしてもらっている。  限られた授業時間内で、 それぞれが定めた一文字を納得がいくまで書きこんでゆく。 生徒一人々、 書くスピードが違う。 お手本の見方も違う。  一人々の生徒達に手本を見ながらアドバイスして頂いている。  そこで今回さらにお手伝いをしてくださる方を募集したい。  この経験は指導者にとっても、 ちょっと教えてみたいなと思っている方に是非おすすめである。  お孫さんに教えている感覚、 昔教師をしていたから久しぶりに生徒に触れ合いたい、 子供から手を離れた方、 大学生だったらお兄さん、 お姉さん感覚で年齢が近く指導できるであろう。  これはまた生徒が喜ぶ。  何年か指導におじゃまをしたが、  いきいきと積極的に書道に取り組むことを是非体験していただきたい。   記 対 象 者  ご興味のある方は段級問いません 日   時  3月13日 (月曜日) 時   間  13時より16時頃まで 場   所  品川区立伊藤小学校 住   所  品川区西

1月号「所感」

 今月の所感のご紹介となります。 *2023年1月号 所感 ********************  新年あけましておめでとうございます。  本年もよろしくお願いいたします。  早いもので令和5年。 月日が過ぎるのは本当に早い。  年を重ねれば重ねるほど強く思う。  昭和8年から続く日本書鏡院。 伝統を絶やさず今年で90年を迎える。  会員1人1人の 「個」 が 「正統の書」 を理解し、 真面目に書道に取り組み、 「和」 となって繋がる。  細く長く続けてきてくれたからこそ 「日本書鏡院」 の今がある。  理解しているつもりでも、 伝承していくと決意しても肌で感じることはそうそうない。  月並みだが後悔なく自分なりに幸せに暮らす日々を積み重ね、 喜びながら自分のペースで 「書」 が出来る環境があることは幸せなことだ。 会員諸氏には感謝を申し上げたい。  秋の個展で改めて気づいたこと  AIの時代とはいっても、 機械の助けがあったとしても、 最終的には人間を軸に物事を考える。  互いを理解し、 よりよくしていくための関係を構築していくにも年代を超えて、 「人」 と 「人」 のつながりがとても大切なことなのだ。  今回90代・80代の方が1人で元気に見に来てくれた。 さらには病と闘病中にも関わらず、 制止を振り切ってきてくれた方もいた。 何度も足を運んでくださった方がどれだけいただろう。 コロナ禍で大人数の集まりが制限され、 小生と同年代の息子さんや娘さんに止められても1人で個展に駆けつけてきてくださった方がどれだけいただろう。 「こっそりきちゃった。 どうしても目に焼き付けたくてね」  「10月号の1ページの本物を見に来たわ」 など嬉しい言葉をたくさん聞くことができた。  私の作品がどれだけの方の脳裏に焼き付けることが出来ただろう。  そしてもう一つの気づき。  年を重ねると、 人には言えない悲しみがある人も世の中にはたくさんいるということも気づかされた。  正直小生はこの方々のお言葉に響いてしまった。  コロナ禍で何かやりたくても我慢や遠慮をしてしまっている自分、 周りの雰囲気で自分らしさを出しきれない自分、 人と人が自分を引き出してくれるはずなのに居場所がない自分。  「私の事わかりますか?」 「私の言葉伝わっていますか?」 「私はここにいます」 という気持ちが