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年始のご挨拶と、1月の所感

新年明けましておめでとうございます! 皆さまには、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。 また、旧年中は皆さまからのご支援、ご厚情を賜り、ありがとうございます。 本年も引き続き、よろしくお願いいたします。 早速ですが、新年一回目の所感のご紹介をさせて頂きます。 *2020年1月号 所感  *************************   新年明けましておめでとうございます。 令和時代として初めてのお正月を迎えます。 旧年中は、日本書鏡院の運営にご協力いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。  会長に就任してから二年半が経ち今年は子年、御嶽山の夏期講習会は五十一回を、 そして日本書鏡院展に於ては六十一回目を迎える。新たなスタートとして進化が問われる 年となる。 日本書鏡院は、創設者長谷川耕南が四十年余の書道人生をかけ、会員諸氏のために、 書き遺した素晴らしいお手本を元に研鑽できることである。昭和五十二年に他界、四十年 以上の歳月が経ち、直接手ほどきを受けられた諸先生、会員がいる傍ら、そういう方々を 探すことすら難しくなってきており、現在指導されている先生方でも直接、生前の祖父耕南 に会ったことすらない方々が増えきているのが現状である。 展覧会が還暦を迎え、暦も一巡りしたことで今一度、長谷川耕南の字を会員一同でひも といて行こうではないか。 長谷川耕南の字がどれだけ明快で温雅で隙のない完成されたものであるか。 「耕南の教え」を後世に伝えるという使命。 それを旨に日々筆をとり続けていきたい。  八日、当院の顧問を永年努めて下さった元国務大臣の高鳥修先生のお別れの会に 新潟まで参じた。数々の要職に就かれ日本国の為にご尽力され、令和元年十月に 正三位に叙せられた。 安倍首相が葬儀委員長を務められ厳粛に執り行われた。茶道、書道に精通され、 ドイツ語も堪能であったようである。父が九段宿舎の朝稽古に出向いているときからの 永いお付き合いである。  とにかくお酒が好きで、二人で両国にお酒を呑みに行ったのが昨日のことのようで ある。  ご生前のご功績を偲び、心からご冥福をお祈り申し上げます。 *(耕史記)***********************************