11月号「所感」

 今月の所感のご紹介となります。 

*2025年11月号 所感 ********************

文字のおくりもの
~心を届ける 一文字の授業~

今年もまた、 品川学園小学校の6年生を対象に 「文字のおくりもの」 の授業を開催します。 12月2日 (火) の午後1時半から3時半まで、 二コマの授業時間を使い、 家族や友達へ感謝や思いを込めて“たった一文字”を書き上げます。

一文字に託す想いは、 人それぞれ。 優しさや感謝、 励まし、 願い…。 その一筆一筆に、 心が宿ります。

当院では今回、 この授業を一緒に支えてくださる先生を約20名募集いたします。 ひとグループ4~5人の児童を受け持ち、 書の楽しさを伝えていただきます。 「教えることに興味がある」 「いずれ自分の教室を開きたい」 「子どもたちと書を通して触れ合いたい」 ――そんな思いをお持ちの方なら、 段級を問わずどなたでもご参加いただけます。 お申し込みは本部、 または日本書鏡院公式ホームページのお問い合わせフォームよりお願いいたします。
この授業は、 毎年 「心に残る時間だった」 と大好評のイベントです。 子どもたちの真剣な眼差し、 そして完成したときの笑顔は、 教える側にとっても大きな喜びとなるはずです。

さらに、 冬休みを前にした 「書き初めのお手伝い」 も行います。 12月4日 (木)、 9日 (火)、 11日 (木) の放課後、 各日1時間半ほど、 品川学園の児童たちを対象に数名の先生を募集します。 「教えることの楽しさ」 を実感できる、 温かな時間になるでしょう。 ぜひ併せてご参加ください。

さて、 少し話題を変えて――

先日、 嬉しいご縁をいただきました。 昨年 「KAO」 というタイトルの写真展で出逢った写真家・山岸伸氏。 その山岸氏の最新写真集 『馬力』 の題字を、 小生が揮毫させていただきました。 1頁に掲載しました。

撮影の舞台は、 北海道・帯広。 ばんえい競馬という、 世界でも唯一の競馬をご存じでしょうか。 通常の競馬が 「スピード」 を競うのに対し、 ばんえい競馬は 「力」 と 「忍耐」 を競います。 重さ1トンを超える鉄のソリを引きながら、 馬は坂のある全長200メートルのコースを一歩一歩進んでいきます。 観客の声援に応えながら、 汗を散らし、 土を蹴り上げ、 全身で “ 生きる力 ” を見せるその姿は、 まさに 「馬力」 の名にふさわしい迫力。

山岸伸氏は20年もの歳月をかけ、 この世界に挑み続ける馬と人の絆をカメラに収めてきました。 今回の写真集は、 その集大成。 書の一文字として 「馬力」 を揮毫する中で、 どっしりとした表現が出来たのではないでしょうか。 発売が今から待ち遠しいです。

 「書」 もまた、 その人の生きる力を映し出すもの。 子どもたちが一文字に込める想いも、 きっとそれぞれの “ 馬力 ” として未来へと続いていくことでしょう。


※新年会の日程が決まりました。

1月18日の日曜日、 ロイヤルパークホテルにて
午後十二時半より。 大勢のご参加をお待ちしております。 今のうちにご予定を入れてください。 宜しくお願いいたします。


*(耕史記)****************************