10月号「所感」

今月の所感のご紹介となります。

*2024年10月号 所感 ********************

今年も残り3か月。「書」を基盤に、さまざまな場所で少しずつ蒔いてきた種が、ようやく芽を出し始めている。
本部がある品川区では、
「文字のおくりもの授業」 が3校で実施され、「書き初め教室」である未来塾も2校増加した。他の地域でも、支部の先生方が学校で授業を行い、スポット的な指導を通じて、学校と携わっている。
インバウンド活動も動き始め、
7月にはモンゴル人を対象とした書道文化体験、そして今回はウクライナ避難民向けの文化体験の依頼をいただいた
さらに、
折り紙体験と書道体験のセットプランに興味を持ってくださったツアー会社の方々との話も進行中だ。
すべての活動は、「ご縁」によって結ばれ、少しずつ広がりを見せていることを改めて感じる。特に、この 「ご縁」

は私たちの活動にとって大きな支えで、多くの方々との出会いが、活動を一歩一歩前進させてくれているのだ。
「人とのつながり」 が、
新しい可能性を切り開いてくれている。そして共感してくださる会員諸氏が活動を広めてくださるからこそ、実現していることは言うまでもない。

行動を起こさなければ、活動は広がらない。0から1を生み出すことは決して容易ではない。
それでも、
私たちには既存の活動という確かな基盤をステップにその上で新しい挑戦を続けることが次世代の力となるのではないか。
 先日、海外在住や留学経験のある大学生、そしてサポートしてくださる一般の方々と交流会を開き、多様な視点からの貴重なアイデアをいただき、小生自身も大きな勇気と刺激を受けた。異なる立場から寄せられる意見や情熱が、 次のステップへの力となり、また新たな 「ご縁」で繋がったと感じている。今後もさまざまな企画が控えており、新たな夢が広がっている。ただ夢では終わらせず小さなアイデアが皆さんの助言と協力によって形となり、実現への道を歩んでいる。
今こうして意見やサポートをしてくれる会員諸氏の熱量に感謝している。それぞれのチームを大切にし、私が責任を持ってこれからも活動を推進していくつもりだ。

【ウクライナ避難民への書道文化体験サポート募集】
 この度インバウンドの活動が目にとまり、 ウクライナ避難民の方々を対象に書道文化体験の依頼を受けました
ウクライナでは依然として厳しい状況が続き、 多くの方々が不安を抱えた生活を強いられております。
日本の文化を通じて少しでも心の支えとなれるような体験を提供できればと思い、 この活動を引き受けました。 今回の活動は全てボランティアとなり、謝礼や報酬は発生しませんが、皆様のお力をお借りできれば幸甚です。
ウクライナの方々と交流し、 異文化の理解を深めながら、
私たちにできることを少しでも提供できればと考えています。
 開催日時 10月27日 日曜日 13:00~17:00
 場所 東京都美術館 審査員室 (部屋の変更あり)
 人数 50名ほど (とても書道に興味があるそうです。)
 言語 通常インバウンド活動では英語ですが、 今回はウクライナの方より基本は日本語で話してほしいとのことでした。
避難して2年半経つこともあり、多くの方が日本語を学んでおり、日本語での会話を希望されています。必要に応じて通訳もサポートします。
英語がわかる方も3割ほどいらっしゃるようです。 書道文化体験サポートに参加希望の方は
 LINEID:@531bhuqc
 メールアドレス:shokyoin1933@gmail.com
こちらに支部名・名前を記載してご返信ください。 ※定員になり次第終了
 今回の活動を通じて、 少しでもウクライナ避難民の皆様に寄り添えることを願っていますので、 支部を超えて一人でも多くの方のご参加お待ちしています。

※【文字のおくりもの】【書き初め未来塾】 指導者募集
今回は日程のみ掲載します。 応募した先生には後日詳細お知らせします。


【文字のおくりもの】

①11月21日 (木) 13:30 ~ 15 : 30
②12月13日 (金) 13:30 ~ 15 : 30 (多少の時間が異なることあり)

【未来塾】
放課後となりますので、 午後となります。 品川学園と台場小学校が会場です。

①12月3日 (火)  ②12月5日 (木)  ③12月10日 (火)
④12月12日 (木)  ⑤12月19日 (木)  ⑥12月20日 (金)
⑦12月23日 (月)  ⑧12月24日 (火)

*(耕史記)****************************