7月号「所感」
今月の所感のご紹介となります。
*2024年7月号 所感 ********************
保健室登校の生徒。 いざ会社に行くと決めると涙が出たり、 体調を崩してしまう生徒。
ありがたいことに、 不登校であっても書道だけは元気に通って来る生徒が居てくれる。 居心地の良い居場所を作るために、
妻を中心に親御さんと連携し、 見守っている。 この子供達の状況には様々な理由が存在し、 これは現代社会においても重要な課題になっている。
その一つがいじめだろう。 いじめを受けた子供達は自尊心を傷つけられ安心して学ぶ環境を失ってしまう。
精神的な健康問題も日常生活に影響を及ぼしている。 家庭環境もまた子供達の大きなストレスとなり不登校の原因となることもあるだろう。
受験などの過度な学業負担も大きなプレッシャーとなっているのも否めない。
このような困難に直面している子供たちにとって、
書道は重要な役割を果たすことがあると考える。 書道は、 心を落ち着かせ、 集中力を高めて筆を持ち、 墨をすり、 紙に向かう時間は、
子供たちにとって心の安らぎをもたらす。 書道を通じて自己表現をすることで、 子供たちは自信を取り戻し、
自分の感情を健全に表現する手段を得ることができると考える。
さらに、 書道は展覧会などの目標を持って努力することの大切さを教えてくれて一字一字を丁寧に書くことで、 集中力や忍耐力が養われ、
達成感を得ることもできる。 このような経験は、 学校や社会での挑戦にも前向きに取り組む力に役立つのではないか。
最終的には、 子供たち一人ひとりが安心して自分の未来を築けるよう、 彼らが学校に通えない理由を理解し、
それぞれに合ったサポートを提供することが、 肝要である。 そしてこの文化的活動が子供たちの心の支えとなり、
再び社会とのつながりを感じる手助けに繋がるのではないかと考える。
さて、 インバウンド事業のサポーターの応募にご連絡頂いた皆様ありがとうございました。 高3生から70代の方までの応募がありました。
サポーターとして一緒に頑張っていきましょう。 今回は支部長もいれば、 個人会員もおり、 他の企業の方とも協力して立ち上げております。
このインバウンド事業は年齢でも役職別でもありません。 みんな同じ目線、 同じ場所で、 一つのイベントを一緒に育んでいく試みです。
たくさんのご意見、 アドバイスをお待ちしています。
話は変わりますが介護を受けている父のことでちょっとビックリしたことがあった。
前の日までは何事もなく寝床についた父が次の日の朝に母の名前も自分のこともすっかり忘れてしまった。 母からの電話を受けて急いで駆けつけ、
かろうじて小生の名前はわかったが、 生あくびが出て食事が喉を通らず嘔吐していたようだ。 原因は低血糖。 ヘルパーさんがきて、 急いで気づき、
砂糖水を飲ませた。 その後主治医に診て頂きみるみるうちに回復し孫の名前も思い出してなんとか落ち着いたようだ。
そこには笑顔の絶えぬ父がベッドに横たわっていた。 糖尿でインシュリンの量を増やしたことが原因だとか。 急変はどう対処して良いものか、
これから先も時折あるだろう。 誠に怖いものです。
*(耕史記)****************************