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1月号「所感」

   今月の所感のご紹介となります。  *2026年1月号 所感 ********************  新年明けましておめでとうございます。  旧年中は、 日本書鏡院に多大なるご協力を賜り、 心より御礼申し上げます。  会員諸氏におかれましては、 それぞれに学びを深め、 また新たな課題に挑まれた一年であったことと拝察いたします。  年のはじめにあたり、 今年がどのような歩みの一年となるのか、 そして私たちはいかに書と向き合っていくのか。  あらためて目標を胸に刻み、 日々の一画一画を大切に研鑽する一年として臨みたいと思っております。  さて、 1月18日の新年会では、 当院にとりまして忘れがたい機会を頂戴しました。  約五十年前に他界した初代会頭・長谷川耕南師が、 御嶽山にて 『蘭亭序』 の講義をされた際の貴重な録音テープを拝聴することが出来るのです。  このテープを大切に保管し続け、 当院のためになるのであればと快く手渡してくださったのは、 長谷川耕南師より二十代の時に直接手ほどきを受けられた、 千葉県で教室を運営されている野辺正耕氏です。  半世紀を経てもなお、 師への敬意を絶やさず、 宝物のように守り伝えてこられたその思いに、 小生は深い感謝と感銘を覚えました。 来年50回忌を迎える耕南先師にとりまして、 野辺氏との再会に因縁深い何かを感じずにはおりません。  私たちが今日こうして筆を執り続けられるのは、 先達の歩みと、 その志を次代へとつなごうとする人々の存在があってこそです。  今年は、 耕南師の声に宿る精神をあらためて胸に刻み、 それぞれの書に息づかせていく年にしたいと思います。  また、 平成30年に制作をしたカレンダー【書鏡暦】が令和8年版として出来上がりました。 平成30年版とは違う書の読み物として傍らにいかがでしょうか。  本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。  またとない新年会へのご出席をお願いしたいと考え、 ひとりでも多くのご参加をお待ち致します。 *(耕史記)****************************