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9月号「所感」

今月の所感のご紹介となります。 *2024年9月号 所感 ******************** 連日の猛暑が続く中、 世界中が注目するパリオリンピックも盛り上がりを見せている。 この熱い季節にふさわしく、 育美書道教室でも、 生徒たちが 『集中力のスポーツ』 である書道に向き合い、 展覧会の作品作りに数多くの生徒が真摯に取り組んでいる。  このような熱心な生徒達に対して、 指導者としてどのように応えていくべきか、 日々考えさせられる。  皆それぞれに異なる才能や特長があり、 最大限に引き出すことが重要である。 自分のスタイルを見つけ、 自信を持って取り組むことができるようなサポートをしているつも りだ。 書道の技術だけでなく、 失敗を恐れず、 挑戦することの大切さを伝え、 常に成長を続ける意欲を持ち続けてもらいたいと考える。 そして毎日の練習の積み重ねが、 やがて大きな成果を生むことを実感してもらいたい。 小さな進歩でも、 それを褒めモチベーションを維持してもらうことが大切だ。 学生部の生徒達に対しては特に対話を大切にし、 彼らの意見や感じたことに耳を傾ける。 これは私だけではなく、 私の補佐の珠美先生、 妻も指導者として同じ気持ちで生徒に向き合っている。 小生より会員諸氏に伝えたいことがある。 書道は技術だけでなく、 心の鍛錬でもある。 遠方からの展覧会に出品することは、 距離を乗り越える挑戦でもあり、 自分自身の限界を押し広げる機会だと思う。 何より私たちの書道団体は一つのコミュニティで共に努力し、 成果を分かち合うことで、 絆が深まる。 展覧会は、 その絆を確認し、 共に喜び合う場でもあるのだ。 そして何より次の世代に紡いでいく為に。 現在の学生たちにとって、 指導者の積極的な姿勢は人生にとっても、 大きな影響を与えると思うのである。 支部長の皆様へ。 出品を通じて、 挑戦することの大切さを次の世代に伝えていってほしいと願う。 そして世界へ発信していこう。 昨年団体票が変わりましたが、 昨年の団体票をもとにブラッシュアップし、 改定された団体票が出来上がりました。 既にデータ入力希望の支部長の皆様には、 メール配信させて頂きましたが、 希望の支部、 並びに個人の方は下記のメールアドレスに送って欲しい。 shokyoin1933@gmail.com *(耕史