5月号「所感」
今月の所感のご紹介となります。 *2024年5月号 所感 ******************** 4月7日一年に一度の支部長会議が行われた。 日本書鏡院は個人で活動されている方はもちろんのこと、 支部所属で諸先生方に指導を頂いている方がほとんどであろう。 今回は全国にいる支部長にメッセージを送らせていただきたい。 支部運営をするにあたり…… 支部長が書道教室を開講しているということは、 日々の忙しさのある中で、 先生ご自身が心にゆとりを持ち、 人と人とのつながりを大切にし、 社会貢献のために活動されている方々がほとんどであるかと思う。 祖父の代から日本全国多岐にわたり、 支部運営をしてくださっている支部長の皆様に本当に感謝しかない 。 伝統を受け継ぎそれを支えてくださっているのも支部長が支部運営 して頂いているからこそである。 書道教室の運営は大小関わらず、「先生」対「人」との絆だ。支部運営は自分自身と社会との間の「新しい絆」 を強めていくことだとも考えている。 その中で小生が支部運営をしている支部長の皆様に対し、 本部として何をすべきか。 本部として支部を支えていくために、 何が必要か。 1. 支部長が直面している問題や課題を共有し、 ニーズや課題を理解する 2. 支部長からのフィードバックを積極的に収集し、 本部として対策を考える。 3. 書道教室新規開講・支部運営に関するお手本を始め、 情報などを提供する。 4. 本部として支部長が自分の役割や責任を重んじ、 支部運営に熱心に取り組んでいることを理解し、 それを支援するために、 支部長の貢献と努力を公に認め、 感謝の意を示したい。 (例:高3生表彰他) きっとこれだけではまだまだ不足している部分が多いことは十分承 知である。 小生の所には改善してほしい事案が色々な方から直接届き、 いかにその方に書道を細く長く楽しく続けていただけるか共に考え 、 模索し、 改善する日々を過ごしている。 その中の一つとして、 学生部の生徒には 「居場所」 を作ってあげるために奔走している。 高3生表彰は 「書道」 という居場所でやり遂げたという達成感を体感してもらうためだ。 次に小生が取り組むこと。 それは90年以上続く日本書鏡院に長きにわたり、 在籍する会員の皆様に恩返しをすることだ。 ある程度考えがまとま