3月号「所感」
今月の所感は、「つながる」たいせつさについて、会長の想いのご紹介となります。 *2022年3月号 所感 ******************** オミクロン株の急拡大により、 本部での特別講座は中止、 私が毎月支部にお邪魔することも残念ながら一時中断とした。 一人一人の会員諸氏と 「つながる」 ために始めた支部訪問。 会長として、 支部長並びに生徒さんに、 何もしてあげられない無力感を感じる。 報道では、 さらなるテレワーク、 学校ではオンライン授業を取り入れた分散登校が始まっており、 人とコミュニケーションがまた失われようとしている。 今ここで重要なのはコロナ禍の不安の中で生活するにあたり、 『 「書」 でつながる大切さ』 を今一度再認識してほしい。 小生は今現在、 海外・国内の方々とオンラインでマンツーマン書道や、 グループでの指導をしている。 自宅で 「書」 を書く環境があれば、 国内・世界どこにいても書活動に取り組むことができ、 人と繋がることができる。 リラックスした自宅で、 世間話をしながらちょっとしたアドバイスをもらい、 その指導した一筆に上達が目に見えることは、 本人も先生も達成感が体感できる。 写真添削においては送られてきた作品の写真に対し、 音声で添削事項を吹き込む。 音声でのやりとりで、 文面だけではない温かみも増す。 学生の保護者の方も 「脇で授業を見ることが出来るので、 私も勉強になります」 とお褒めの言葉も頂いている。 昨年から日本書鏡院として、 ウェブ授業の環境を整えた。 しかしまだまだ認知度が低いのが正直なところである。 HP上での案内ということもあるだろう。 きっとパソコンが苦手だったり、 扱いが不慣れな方も多いのではないか。 何をいう小生も妻や子供達がいなければ、 最初は到底取り組むことはできなかった。 しかし今小生が思う事。 それは書活動をしている年代の方にとって、 実はオンライン・写真添削ツールを大いに活用したほうが、 人と繋がる意味で、 とても重要なツールであると考える。 オンライン・写真添削というツールを使うことはコミュニケーションが取れると同時に一人暮らしの方にとっては定期的にコンタクトを取ることもでき、 きっと心の作用に大きく影響するのではないか。 と考える。 会わなくても支部長と