2月号「所感」
今月の所感は、熊谷支部の訪問を通して感じられたこと、名誉会長の近況についてのご紹介となります。 *2022年2月号 所感 ******************** 先日の思わぬ雪には驚き、 本部がある品川区でも10センチ近く降り積もった。 小生は仕事で関西に出向いていたため、 この雪を見ていない。 母によると道路が北向きにあるため、 次の日の朝は完全なアイスバーンになってしまった。 目前で三台続いて自転車が転倒した。 三台目は後に子供を乗せていて、 必死に自転車を起こそうとしていた姿を見て、 身震いしたようだ。 日毎にオミクロン株の感染者数を夕方のニュース速報で見るにつけ暗い気持ちになるのは小生だけではないだろう。 ダイヤモンドプリンセス号からはじまったコロナ禍も今年の2月で二年間とは。 もう、 うんざりである。 さて先月所感で話していた支部訪問。 十二月中旬に大阪の稽古の帰りに愛知支部 杉浦祥泉先生の所に訪問する事が出来た。 新年早々に熊谷の友香支部におじゃましてきた。 長谷川友香先生は、 当院を創設した耕南先師から直接手ほどきを受けられ、 永年に亘りお弟子さんの育成に力を注いでこられた。 最近では若いお弟子さんが力をつけ、 児童生徒の指導を友香先生の補佐として活躍されている。 小生も支部の教室に出向かないと会えることが出来ない生徒さんとのコミュニケーションが出来たことが、 とにかく嬉しかった。 短い時間であったが、 有意義な時間を共に過ごすことが出来た。 書道をはじめたきっかけは、 皆それぞれ違った目的であろうとも、 友香支部という1つのコミュニティを通して、 人と人が触れ合っていく。 これは師と弟子との絆を感じ得ることが出来た貴重な訪問となった。 「書」 を通じて技術面、 精神面だけでなく、 今コロナ禍で失われようとしている人との 「輪」 と書が出来る幸せの 「和」 を学べることが出来た。 久しぶりに父の近況をお伝えしたい。 昨年1月に父が戻ってきて無事に今年のお正月は自宅で迎えることが出来た。 おせちを並べても少量しか口にせず、 勢いよく食べたのはショートケーキぐらいだった。 年末年始は横になる時間が長くなるかと覚悟はしたが、 年末ギリギリまでヘルパーさんにお世話になり、 年始早々からもヘルパーさんにお世話になった。