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8月号「所感」

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今月の所感は、今後のイベント方針と会長の想い、雑誌掲載への想いとなっております。  *2021年8月号 所感 ********************  一年の延期を経て、 東京オリンピック、 パラリンピックの開催が刻々と近づいている。  海外からの選手、 関係者が続々と入国しているが、 一方ではコロナ感染の収束に歯止めが効かない状況である。 未だ無観客で開催するのか観客を入れて開催するのかさえ決まっていない。 政府としての思惑があるのだろうが、 決断ができない状況に歯痒さを感じている。  当院では、 今年も御嶽山の講習会を中止にした。 他の支部との交流が出来ないことが、 誠に残念である。 秋の展覧会は余程のことがない限り開催の方向で進めているので、 会員諸氏一同、 ご出品いただけることを、 切にお願いをしたい。 展覧会会期中は、 コロナ収束が約束されない為、 体験書道は取りやめの方向で進まざるを得ない。 子供たちの喜ぶ顔が見られないことが誠に残念なことである。 色んな意味で残念であるが、 只々要請に従うことにも限界を感じているのは小生だけではないと思う。  会員の皆さま方との交流がはかりにくくなった今、 当院では何が出来るだろうかとコロナ禍のなか月例競書の課題を動画を通して発信していたが、 賛否両論あり今は一時中断をしている。 中断をしてから、 動画の再開を望む声がチラホラとあり新しい形での再開に向けて動き出している。  再開した折は、 生の声を届けていただきたいと思う。 独りよがりになりたくないからだ。 このような時期だからこそ独りで密になる時間と向き合える書道は心を穏やかにしてくれる精神安定剤のようである。  7月28日発売の25ans(ヴァンサンカン) 9月号に日本書鏡院が掲載される。  芸術の秋に向けてのお稽古特集号である。 ヴァンサンカンという雑誌はご存知だろうか。 全国で約9万部を発刊する女性ファッション雑誌である。 創刊41周年で一目おかれた雑誌であると言っても過言ではないのである。 支部長には是非、 ヴァンサンカン9月号を購入していただきたい。 そして新規のお弟子さん、 生徒さんが入会される時のPRに使っていただきたいと思う。  雑誌に一度掲載されたからといって新規の会員がすぐに獲得出来るとは思っ